グラデーションを使ってゴールドを作ろう【Word】

グラデーションのタイトル画像 Word

この記事は更新して新しいブログに引っ越しました。
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グラデーションを使ってゴールドを作る|PCワークLABO

ゴールドの塗りつぶしはちょっとプロっぽい

ゴールドの塗りつぶしを使うと高級感がでる。
Wordだけでなく、ExcelやPowerPointも同じやり方だよ。

例えばこんなもの。

ボタン
図形のボタン

ライン
ゴールドのライン

他の図形を使ってデザイン
図形でデザイン

今回はこのゴールドに見える色を作ってみよう。

ゴールドを使ったスタイリッシュなアイコンの作り方はこちらから。

ゴールドはグラデーションで作る

塗りつぶしの中に「グラデーション」がある。
今回はこれを使うよ。

ここでは分かりやすく四角形に塗りつぶしを設定していく。
図形の描き方はこちらから。

図形を描くと青の塗りつぶしと黒の枠線がついてくる。
枠線は不要なのでさっさと消しちゃおう~。

図形の枠線を消す

図形を選択して、[描画ツール]-[書式]タブの「図形のスタイル」グループにある
[図形の枠線]から[枠線なし]をクリック。

図形の枠線を消す

これで枠線は消えた。
では塗りつぶしに「グラデーション」を設定するよ。

図形の書式設定を表示する

図形を選択して、[描画ツール]-[書式]タブの「図形のスタイル」グループにある
右下の小さな斜め矢印をクリック。

Word_図形の書式設定ボタン

右側に「図形の書式設定」作業ウィンドウが出てくる。

「図形の書式設定」作業ウィンドウでは、上に3つのアイコンが表示されている。

塗りつぶしと線・・・塗りつぶし・線
効果・・・影・反射・光彩・ぼかし・3-D書式・3-D回転
レイアウトとプロパティ・・・テキストボックス・代替テキスト

図形の書式設定作業ウィンドウ

グラデーションは一番左の「塗りつぶしと線」からいくよ。

グラデーションの設定

「塗りつぶしと線」の下にある「塗りつぶし」をクリックし、さらに「塗りつぶし(グラデーション)」を選択すると、グラデーションの詳細設定が表示されてくる。

塗りつぶし作業ウィンドウ

既定のグラデーション・・・用意されたグラデーションセットから選んで使用できる
種類・・・線形・放射(円形)・四角・パスの中から表現手法を選択
方向・・・グラデーションを左から右へ、上から下へ、斜めにするなどの方向を選択
グラデーションの分岐点・・・何段階でグラデーション設定するのか数と位置を設定
(全体の真ん中の位置は50%、3段階で色を変えたいのなら分岐点は3個必要となる)
・・・各分岐点の色を設定
位置・・・各分岐点の正確な位置を%で表示
透明度・・・グラデーションを色の変化ではなく透明度の変化で設定する場合はここ
明るさ・・・グラデーションを色の変化ではなく明るさの変化で設定する場合はここ
図形に合わせて回転する・・・図形の回転時に、図形の形状(外側)だけ回転させるのか、設定したグラデーション(内側)も一緒にもに回転させるかどうかの選択

グラデーションの分岐点の追加と削除は以下のとおり。

分岐点の追加
スライダー内の、分岐点を追加したい位置でクリック。

グラデーション分岐点の追加

分岐点の削除
不要な分岐点をクリックしたら外側へ”ぽいっ”て感じにドラッグ。
ぽいってするとちょっとすっきり。思わず続けてぽいぽいしたくなる・・・。

グラデーション分岐点の削除

ちなみに、右側のボタン(+・×)をクリックしてもできる。
次はゴールドの色を設定していくよ。

RGBの数値を変えてゴールドを作る

ゴールドといっても様々。下のように色合いの違いがある。

ゴールドの色違い

左のほうが赤みが強い。
この辺りは好きなように設定できる。

これ、どちらも2色使用しているだけなんだ。

カラーコードは最後にまとめて書くのでわかる人はそちらへどうぞ。

では、左の赤みの強いゴールドのほうでやり方を説明するよ。

濃い色→薄い色→濃い色 の3段階にしたいので、必要な分岐点は3つになる。
不要なものはぽいっと捨てて3つにしよう。

次に分岐点の一番左を選択し、「色」から「その他の色」をクリックする。

分岐点の色指定

色の設定が立ち上がるので、[ユーザー設定]タブに切り替える。
カラーモデルをRGBにして、赤(R):150、緑(G):120、青(B):30 と入力する。
どんな色になるかは右下のプレビューで確認できる。
右の縦長のスライダーを動かしたり、直接「色」の領域でクリックしても色の指定ができるよ。

RGBの設定

RGB(Red・Green・Blue)
色の表現法のひとつで、赤 、緑 、青 の三つの原色(光の三原色)を混ぜて表現する。
それぞれ、0~255までの数値で表現するよ。
ちなみにこれは光なので、「数値をどれも255にする」=「光をマックスで集める」ってことになって白になる。逆に、すべて0にすると光がなくなって黒になるんだ。
まずはいろいろと数値を変えてみるといい。
※RGBはディスプレイ用なので、印刷すると蛍光色に近い色は暗くなるので注意。
印刷はCMYKという表現手法を使うのだけど、RGBより色域が狭いので蛍光色なんかは暗めに変換されてしまう。Wordって印刷することが多いから最初からCMYKの設定もできればいいのにと思うんだよねぇ。

設定すると・・・ちょっと気持ち悪い感じになったけど気にしないでいこう。

1つ目の色設定後

同じ色を反対側(右側)の分岐点にも設定したい。
右側の分岐点をクリックしたら色をクリック。
最近使用した色」というのが新しく出てきた。
ここに、さっき作った色が表示されているのでそこをクリックすると早い。
(その他の色からRGBのコードを入力してもいい。)

右の分岐点

真ん中の分岐点は違う色にする。
真ん中の分岐点を選択したら、「色」から「その他の色」をクリック。

真ん中の分岐点

先程と同様にRGBのカラーを設定する。

色の設定ダイアログボックスの[ユーザー設定]タブに切り替え、カラーモデルがRGBになっていることを確認。赤(R):240、緑(G):240、青(B):170 と入力する。

ゴールドの薄い色のRGB

次は、分岐点の位置を調整しよう。
ぴったり真ん中にしたければ50%にすればいい。

他にも、グラデーションの方向を変えたりしてみよう。
方向のボタンから選択してもいいし、角度を直接入力してもいい。
今回は角度に「0」と入力した。

分岐点の位置と方向

おぉー、ゴールドになったー!

ゴールドのカラーコード(参考)

ここでは分かりやすい数値で作った3つのゴールドを参考に載せる。
RGBの数値はもっと細かくていい。
※RGBは 0~255 の数値で設定

ゴールドのRGBカラーコード1

グラデーションのRGB3

ゴールドのRGBカラーコード2

今回はどれも分岐点3つで作ったみたけれど、複数入れてもいい。
素敵なゴールドを作ってみて。

ゴールドを使ったスタイリッシュなアイコンの作り方はこちらから。

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