表のセルに余白をつける/Word

アイキャッチ_Word表の余白 Word

表の構成(名称)

ではこんな表から。
個人的に気になっている果樹。(どうでもいいよ)

一般的な表

表というのは、行と列で構成されている。
横方向(水平)が、縦方向(垂直)が
一つひとつのマス目はセル
そして、表に使われている線を罫線という。

表の構成

次はセルの余白。セルの罫線から中の文字までのスペースのこと。
セルの余白は上下左右、それぞれ設定が可能だ。

セルの余白とは

すべてのセルに同じ余白の設定をする

まずは表を選択。といっても、表の中ならどこをクリックしておいても大丈夫。
カーソルがある表の、すべてのセルに対して設定されるからね。

[表ツール]-[レイアウト]タブの配置グループにある「セルの位置」をクリックする。

セルの位置ボタン

「表のオプションダイアログボックスが出てくる。
今回は上下余白を「1mm」、左余白を「4mm」に設定してみた。最後にOKかEnterキー。
(規定値は上下:0mm、左右1.9mm)

表のオプションダイアログボックス

すべてのセルに余白がついて広がった。

表のセル余白設定後

※一部のセルを選択しても「セルの配置」ボタンを使用すると全てのセルに設定される。
一部のセルにだけ余白を設定したい場合は次のやり方で行う。

一部のセルに余白の設定をする

一部のセルといっても、Wordの表は注意が必要。

左右余白は、選択している(もしくはカーソルのある)セル単位で設定できるが、
上下余白は、選択している(もしくはカーソルのある)行単位で設定される。

つまり、一つのセルだけ上下余白を設定したくても、そのセルの行すべてに同じ上下余白が設定されてしまう。

見出しの行(1行目)に上下余白をつけてみよう。
左余白で白い矢印になったらクリック。これで1行目が選択された。

表の1行目を選択

[表ツール]-[レイアウト]タブの表グループにある「プロパティ」をクリックする。

表のプロパティボタン

「表のプロパティダイアログボックス」が表示された。
[セル]タブを選択し、下の「オプション」をクリックする。

表のプロパティダイアログボックスセルタブ

「セルのオプションダイアログボックス」が表示された。
「表全体を同じ設定にする」のチェックボックスをOFFにし、
上下の余白を「1mm」にしてOKをクリック。

セルのオプションダイアログボックス

選択した見出し行に上下余白が設定された。

一部の余白設定後

インデントでセルの左右に余白をつける

セルの左右の余白をつけるには、インデントを使うやり方もある。
インデントについてはこちらから。

名前の列の見出しを除くセル(1列目の2行目以降)に左余白をつけてみよう。
1列目の2行目以降を選択する。

セルの一部を選択

[ホーム]タブ-段落グループ右下の小さい斜め矢印をクリックする。

段落ダイアログボックス起動ボタン

「段落ダイアログボックス」が表示された。
[インデントと行間隔]タブ-インデントグループの左に「1字」を設定する。
(インデントの左=左インデント)
左インデントについてはこちらから。

左インデント設定

ぴったり1文字分左にスペースができた。

セルにインデント設定後

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